小児歯科について

小児歯科治療は主に副院長(玉井里絵)が担当いたします。

お子様診療の流れ

1.来院

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2.キッズコーナーでリラックス

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3.初診

当院では、特に母子分離は行っておりませんので、

診療室内へは保護者の方も付き添っていただいて構いません。

 

お子様、お母様と相談しながら、治療計画を立てます。

基本的に、初回はトレーニングを行い、雰囲気に慣れていただきます。

必要があればレントゲン撮影を行います。

(痛みなどある場合は、応急処置を行います。)

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4.ブロック診療

お子様を連れて、むし歯の治療に何回も通院するのは大変なことです。

当院では原則として、同じ部位のむし歯は、数歯同時に治療します。

上下左右の奥歯にむし歯がある場合、虫歯の大きさにもよりますが、通常の治療は4~5回ですべて終了いたします。

この方法は、お子様にとっても、身体的、精神的に、もっとも負担の軽い方法です。

 


また、「歯の治療は怖いもの」、といった先入観を植え付けないために、

モニターテレビを用いた視覚的鎮静法により、治療へのスムーズな導入をはかっています。

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5.歯磨き指導・フッ素塗布

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6.定期検診(フッ素塗布)

むし歯は、早期発見、早期治療がとても大切です。

お子様の歯を守るために、3か月ごとの定期的な検診とフッ素塗布をお勧めします。

 

検診と検診の間隔が長くなるほど、新たなむし歯ができたり、そのむし歯がより深く進行するリスクも高まります。

痛みが出てしまったときは、むし歯が神経まで達している可能性が高まり、治療もより大変になりますので

痛みの出ないうちに、早めの検診をおすすめします。

治療の特色

ラバーダム

小児歯科では、お子様の治療の際、ラバーダムというゴムのマスクをかけてから

治療します。

子どものお口はとても小さいため、第一に事故防止(舌や頬を傷つけない)の目的で

使います。

その他にも、唾液が歯につきにくいので、きちんとした治療ができる、

水や薬剤がのどに流れない、などなど、たくさんの利点があります。



シーラント 【予防処置】

溝が深く複雑で、ハブラシの届きにくい奥歯。溝を超音波できれいにお掃除した後

プラスチックの白い材料を流し込むことにより、溝に汚れや細菌がたまりにくく

なります。処置は痛みもなく、10分ほどで終わります。流し込む材料はわずかで、

見た目にはほとんど分りません。

初めて萌える大人の奥歯、6歳臼歯には特にお勧めしています。



サホライド (むし歯進行止めの塗り薬)

削って治療することが本人の負担になると考えられる場合(年齢が小さいなど)、

保護者の方と相談の上、塗る場合があります。

お薬が効いてくると、むし歯になっているところだけ、サホライドの中の銀が沈着して黒くなります。

サホライドを効かせるために最も重要なことは、サホライドを塗った部分を

ご家庭で十分にブラッシングすることです。


黒く色が変わった部分に歯垢がたまっていると、むし歯の進行を抑えることができません。

そのため、定期検診がとても大切です。

黒くなることに抵抗のある方には、無理にお勧めすることはありません。また、次萌えてくる大人の歯に影響はありません。

 

いったんむし歯の進行を抑えた後に、時期をみて白い材料でつめる事も可能です。


フッ素塗布

治療が終了したら、再びむし歯にならないよう、フッ素塗布をお勧めしています。

フッ素には、歯そのものを強くする効果と、初期のむし歯を治す効果、そして、むし歯の菌が酸を作りにくくする効果があります。

塗布の方法には様々ありますが、当院では歯面清掃を行った後、ハブラシで塗布しています。

塗布後30分間は、うがいや飲食を控えていただいております。

定期的に(年3~4回)塗ることにより、より効果があがります。

 


フッ素のおはなし 

フッ素は 地球のどこでもあり、海の水、川の水、土の中など自然界に存在しています。

当然人間の食べるあらゆる食物にも含まれて、私たちは食物から1日成人0.5~2mgのフッ素を摂取しています。

フッ素は必須栄養素として1日3mg必要とされています。

フッ化物(フッ素)の歯への応用は多くの権威ある専門学者や専門機関が勧めています。世界では世界保健機構(WHO)、

国際歯科学会(FDI )、日本では日本歯科医師会、日本口膣衛生学会をはじめ、数多くの専門機関が勧めています。

フッ素を上手に利用し、お口の健康にお役立て下さい。

その他、ご家庭で使用できるフッ素ジェル、ほとんど味のしないフッ素洗口剤なども扱っております。

詳しくは当院にてご相談ください。